雨の中、親子でつる挿し
綾高東分校 初の体験講座始める
川糸町の綾部高校東分校で11日、市内の小学5、6年生を対象にした「親子チャレンジ体験講座」が開かれ、児童5人と保護者らが同校農場でサツマイモのつるの植え込みや茶摘みなどに挑戦した。
この講座は、児童らに農業の楽しさや達成感を知ってもらおうと、東分校が今年初めて企画したもの。小中学校などからの依頼で交流する機会はあったが、学校側が交流行事を主催するのは初の試み。
この日は、綾部と中筋、豊里、上林の4小学校の児童らが参加。サツマイモのつる植えでは、雨で土がぬかるむ中、かっぱ姿で畑へ。講師となった生徒から「50㌢間隔で」「葉っぱが埋まらないように」などと説明を受け、手も足も土まみれにしながら、真剣な表情で作業に取り組んでいた。
講座は11月までに計6回を計画。今後は農作業、由良川の水質・水生生物調査、ポップコーン作りなどが随時予定され、同校では、各小学校を通じて参加者を募集していく。