2012.11.12pickup02

「地域との絆を大切に」

「松寿苑まつり」開く

今年も菊神輿 会場を巡行

松寿苑まつり

今年も菊神輿が会場に練り込んだ(田野町で)

田野町の特別養護老人ホーム第2松寿苑で9日、36回目を迎える「松寿苑まつり」が開催され、出席した施設利用者や行政関係者、地域住民ら約100人が交流を深めた。

開会あいさつで施設を運営する社会福祉法人・松寿苑の衣川久夫理事長は、「今年の目標とするテーマに『地域との絆(きずな)を大切にして地域で学び新しい道を目指す』ことを掲げている。今後も身近な地域社会との交流を一層深め、地域の声に根ざした新しい介護サービスを工夫していきたい」と述べた。

続いて、市福祉保健部の塩尻澄雄部長(市長代理)と市社協の福山保孝会長、松寿苑後援会の梅原勲会長の祝辞や「松寿苑太鼓」が披露された。

このあと、利用者が製作した菊神輿(みこし)を職員たちが担ぎ、会場内に威勢よく練り込んだ。来場者と利用者は一緒に秋の食材を使った料理を味わったり、歌や踊りなどの発表を楽しんだ。

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