2012.08.08pickup01

復興願うヒマワリ咲いた

グンゼ

福島県のプロジェクトに参加

ヒマワリ

約40本のヒマワリの花が並んでいる(井倉新町で)

市内各地で灼熱(しゃくねつ)の太陽の光を浴びながら、大輪の花を咲かせているヒマワリ。井倉新町のグンゼ研究所では、約40本のヒマワリの花が並んでいる。このヒマワリは、「福島ひまわり里親プロジェクト」として栽培されているもの。

「福島ひまわり里親プロジェクト」とは、東日本大震災後に「復興のシンボルとしてヒマワリを植えよう」と福島県内の有志の呼びかけで昨年度から始まった活動。

事務局から購入したヒマワリの種を各地で植えて育ててもらい、採取した種を再び事務局に返送するというシステムで取り組まれている。全国から寄せられた種は福島県内で栽培するほか、一部は「ひまわり油」に加工される。

社会貢献活動としてグンゼ(児玉和社長)は、同プロジェクトに参加。国内の16事業所でヒマワリを栽培している。綾部市内では綾部本社と研究所の2カ所で行っている。

グンゼ研究所では、正門から入った道路脇の空き地を社員らが耕し、5月に種を植えて育ててきた。水やりなどの世話を続けた結果、高さが1㍍ほどになったヒマワリの花が咲きそろった。社員らは今後、たくさんの種が採取できることを願っている。

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