2019.11.11pickup01

移住立国あやべ-8-
「カモナヤベ」で興味喚起
リーフレットとポスター完成

親しみやすいリーフレットの表紙
興味を喚起するイラスト満載のリーフレット

 綾部への移住を促進する「移住立国プロジェクト」の取り組みの一環として、市が製作したポスターや小冊子(リーフレット)がこのほど完成した。近日中にポスターを市内要所に掲示し、リーフレットを主要窓口やイベントで希望者に配布する。
 ポスターやリーフレットのキャッチコピーは「カモナヤベ」。この聞きなれない言葉は「come on Ayabe(カモンあやべ)」のことで、「綾部においでよ」と呼びかける造語だ。関係者は「一見、意味不明だが、意味が分かると思わず笑ってしまう」と、印象的なコピーとして採用した。
 キャッチコピーに合わせ、リーフレットの表紙やポスターには、山崎善也市長や多くの市民が手招きするイラストを使用。色鉛筆を使い、手描きの柔らかいタッチを生かしたイラストが目を引く。
 リーフレットはA5判8㌻で、移住立国の取り組み事例や定住サポートの紹介、定住までの流れ、市の12地区を示した地図、移住者の声などを盛り込んだ。
 多くの移住希望者を引き付ける「半農半X」という生き方を提唱する塩見直紀さん=鍛治屋町=へのインタビュー記事も掲載され、充実した内容に仕上がっている。
 リーフレットとポスターに掲載したQRコードからは、移住立国のホームページに簡単にアクセスでき、さらに詳しい情報を知りたい人にも応えられるようにした。
 リーフレットは市定住・地域政策課のほか、あやべ観光案内所(駅前通)や市内の農家民宿など、移住希望者が訪れやすい場所に置いて配布する。17日に岡安町の西八田小学校で開催される「田楽学校(でんがくがっこう)」など移住者向けのイベントでも配布するほか、京都移住コンシェルジュといった移住促進に携わる団体を通じて市外への配布にも注力する。
 ポスターは100枚を市庁舎や飲食店など、綾部を訪れた人の目につきやすい場所に掲示する予定。

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