2013.09.18pickup02

自宅にいて温泉気分

鍛治屋町の高倉すがのさん

市社協の訪問入浴サービスで

市社協の訪問入浴サービスで鍛冶屋町の高倉すがのさんが自宅で温泉気分を味わった

あやべ温泉のお湯を使ったサービスを受ける高倉さん(鍛治屋町で)

 鍛治屋町の高倉すがのさん(98)が17日、訪問入浴サービスであやべ温泉のお湯につかり、自宅に居て温泉気分を味わった。

 市社会福祉協議会(福山保孝会長)は9月の「敬老月間」の取り組みの一つとして、第3セクター会社「緑土」の協力を得て、あやべ温泉のお湯を使った入浴サービスを3年前から始めた。

 市社協は今年、3人に温泉入浴を楽しんでもらうことを計画。しかし、台風18号の接近に伴い、16日に予定していた男性の入浴が中止になった。

 高倉さんは現在、訪問看護のほか、5年前から訪問入浴サービスを週2回利用している。家族によると、高倉さんは温泉が好きで、あやべ温泉にも何度か訪れたこともあったという。

 この日、室内に移動式の浴槽が置かれ、入浴車で運ばれたお湯が注がれた。温泉につかった高倉さんに市社協職員が「気持ちがいいですか?」と声を掛けると、高倉さんは目を閉じてうなずいていた。 



2013.09.16pickup01

「語り合いの場」1周年

新広小路の「サロン広楽」

講師招き認知症講座も

サロン広楽

市内の訪問介護事業所の専門家を招いて開かれた「サロン広楽」の9月例会(広小路2丁目で)

 新広小路自治会とその周辺に住む高齢者の語り合いの場として昨年9月に設置された「サロン広楽」(梶村隆三代表)の開設1周年を記念する例会が14日、広小路2丁目の民家で開かれ、参加者らが認知症講座や歌の余興、おしゃべりなどで楽しい時間を過ごした。

 市社協によると市内には現在、高齢者や障害者、子育てのサロンが計48あり、各自治会の公会堂などを拠点に活動している。しかし53世帯で70歳以上の高齢者56人がいる新広小路自治会には公会堂がなく老人会も解散したことから、一人暮らしの高齢者らが気軽に語り合えるサロンの設置が求められていた。

 この日の例会には満70歳の梶村代表から満93歳の村上きぬ江さんまで計7人が出席。講師として招いたNPO法人どんぐりの家の白波瀬正樹・通所介護事業所長と森本恵子・訪問介護事業所長から約1時間、「認知症の基礎と予防」と題した話を聴いた。

 プロジェクターを使った講座では、病気である認知症と物忘れとの違いや見分け方を教えてもらったあと、週2、3日で1日3㌔のウオーキングと趣味を持つことと、ビタミンEとビタミンCを多く含む野菜や青ネギやオクラなどのBカロテンが豊富な野菜、背青の魚などを中心にバランスのよい食事を心掛けることの大切さが説かれた。

 このあと、梶村代表が最近の詐欺の特徴や留守番電話による撃退法を解説。歌の講習や気軽なおしゃべりも楽しんだ。10月度定例会は19日午後1時から広小路2丁目の牧井さん宅で開かれ、グループホーム「由良の里」の大槻智也さんが「認知症の治療と介護」について話す。



2013.09.16pickup02

高校生がロボット実演

川糸の府施設で科学実験教室

おもしろ科学教室

参加者の前で相撲ロボットの取組の実演をする府立工業の生徒たち(川糸町で)

 科学体験で自然や科学への児童らの興味と関心を高めてもらおう―と14日、川糸町の府総合教育センターで「親子おもしろ科学実験教室」が開かれた。教室では、綾部など中丹3市を中心とした府北部の小学生と保護者らが科学実験のステージやロボットの実演、科学体験などを通じて自然や身近な科学の面白さを堪能した。

 この教室は平成12年から毎年開催され、近年は初めての家族を優先して抽選で親子200人余りを選んでいる。今年は89家族の計215人が来場。①科学実験ステージ「なるほどサイエンス」②ロボット実験「ロボットサイエンス」③実験・体験ブース「なっとくサイエンス」の各教室やコーナーに参加した。

 このうちロボット実験のコーナーでは、府立工業の生徒たちが競技用ロボットなどを会場に持ち込み、生徒たちが解説と実演をした。中でも来月の大会に向けて作った「相撲ロボット」の実演では、白線の土俵をセンサーで感知して土俵の外に出ない相撲ロボット同士の取組を披露して児童らの目を釘付けにした。

 また実験・体験ブースでは、①体験②不思議発見③観察④大気⑤古代⑥展示⑦星の各実験ブースを開設。京大研究室や亀岡高校の協力による化石探し、化石のレプリカ作りコーナーや電子顕微鏡、マイクロスコープ・ウミホタル発光実験などのブースに児童らの人気が集まっていた。

 



2013.09.13pickup01

福祉を学び「心の発信」を

東綾小の5年生が総合学習で

来年3月まで32時間にわたって

東綾小5年生の福祉学習

手話で自分が担当している仕事のことなどを伝える荒山さん(中央)=鷹栖町で

 鷹栖町の東綾小学校(近澤寿代校長、99人)の5年生20人が、2学期から3学期にかけて福祉施設で働く人たちの仕事について学んでいる。11日にはいこいの村・聴覚言語障害者福祉センター(十倉名畑町)の職員と入所者を招き、聴覚言語障害者の生活の様子などについて話を聴いた。

 5年生たちは「地域にわたしたちの心を発信しよう」と題し、総合的な学習の時間を活用して福祉学習に励んでいる。

 2学期と3学期に合わせて32時間の学習計画を立てている5年生たちは、福祉施設の職員らの話を聞かせてもらったり、10月には自分たちがいこいの村と上原町の介護施設「やまぶき」を訪問して、仕事の手伝いをすることも計画している。

 来年3月1日には、福祉学習でお世話になった人たちを学校に招待して、学んだ成果を発表する予定。

 11日にはいこいの村から指導員の引原直樹さんと栗の木寮の入所者の荒山拓也さんの2人が東綾小を訪れた。

 引原さんは、いこいの村の職員や入所者たちの会話の手段として、手話や筆談、指文字、身振り手振りで相手に思いを伝えていることを話し、児童たちに簡単な指文字を伝授した。

 入所者たちの生活については、「人として生きる」ことが尊重されている。入所者の中には手話も分からない人もいるため、いこいの村独自の言葉を作って、共通認識が持てるようにしたり、自治会を組織して計画を立てた活動に取り組んでいることが紹介された。

 栗の木寮で「農業班」に所属している荒山さんは、手話で5年生たちに自己紹介。タマネギとピーマンを栽培して、京都生協に出荷していることや、草引き作業の動作をして、野菜作りに頑張っていることを伝えた。



2013.09.13pickup02

今年は市街地の店舗でも

上林中の2、3年生が職場体験

職場体験

高橋さん(中央)から頭髪の編み込みの技術を教わる波多野さん(左)と藤﨑さん=西新町で

 八津合町の上林中学校(榊原正純校長)の2、3年生14人が11と12日の2日間、「職場体験学習」に取り組んだ。同校では今回初めて、校区内の中・奥上林地区だけでなく市街地も含めた広範囲で職場体験学習を計画。生徒たちが多様な職種の仕事について学んだり、多くの社会人とかかわりを持てるように工夫した。

 同校の体験学習に対して市街地にある洋菓子店や病院など5カ所が協力。うち、西新町のみつまる美容室セーダ店(西山知子店長)を訪問した波多野安美さん(3年)と藤﨑ほのかさん(2年)の2人は初日、スタッフの高橋綾さんから美容師の仕事についていろいろと学んだ。

 波多野さんたちは、美容師が使う道具の名前を教わったり、道具とタオルを洗う作業を手伝った。高橋さんの指導を受けて人形の頭髪の編み込みにチャレンジした波多野さんたちは「難しいけど、楽しい」と感想を話していた。



2013.09.11pickup01

本堂から山門まで

「花道」でファッションショー

正暦寺の「ちりつもりて」

普段静かな寺に若者の活気

正暦寺で「ちりつもりて」というイベントが開かれ、ファッションショーや音楽で普段静かな寺は若者の活気にあふれた。

正暦寺で催されたファッションショー。手前中央は由利さん(写真はいずれも寺町で)

ライトアップされた本堂で催された陳曼麗さんの二胡コンサート

ライトアップされた本堂で催された陳曼麗さんの二胡コンサート

 寺町の正暦寺(玉川正信住職)で8日夜、音楽コンサートやダンス、ファッションショーなどを盛り込んだイベント「ちりつもりて」が催された。ライトアップされた本堂と境内ではこの日、趣向を凝らした催しが次々と展開され、普段静かな境内は、若者の活気に包まれた。

 このイベントを企画したのは駅前通の居酒屋「楽座」店主の高橋哲さんと幸通でショットバー「レッドライン」を営む一村洋平さん。

 一村さんの店のスタッフでもあるディスクジョッキー(略称=DJ)の男性の交友関係を通じて、国内外で活動するイラストレーターの上田バロンさんやファッションデザイナーの由利佳一郎さんを招いた。

 DJが選曲した音楽が流れる境内で上田さんは、壁のように広げた大きな紙に即興でペインティング。寺の固定観念を打ち破るような今回のイベントのイメージで、「バーストスルー」(突破する)というタイトルの絵を描いた。

 バッグのオリジナルブランドを持ち、今年5月に舞鶴市で開催された「アセアンファッションウイーク」にも出演した由利さんは、バッグと衣装を合わせたファッションの作品を披露。

 ファッションショーが始まると、モデルが本堂から境内の山門まで続く「花道(ランウェイ)」を歩いた。

 本堂では二胡(にこ)奏者の陳曼麗さんのコンサートやダンスチーム「BLASH」のメンバーらのダンスが繰り広げられた。

 会場では高橋さんと市村さんの店が出張営業。訪れた若者らは、ドラム缶を立ててテーブルに見立てたテーブル席などで飲食を楽しんでいた。



2013.09.11pickup02

独居高齢者にティッシュ5箱

綾部地区の民生児童委員

友愛訪問で、今秋の対象者は440人

綾部地区民生児童委員は高齢者宅を訪れる友愛訪問の時、暈が高く持ち運びしにくいティッシュペーパーを持参し喜ばれている。

友愛訪問に使うティッシュペーパーの受け取りに集まった民生児童委員ら(5日、西町3丁目で)

 民生児童委員の活動の一つに、一人暮らしの高齢者宅を訪れ、安否を確認したり、悩み事などを聞く「友愛訪問」がある。綾部地区では訪問の際、委員が高齢者に手渡すものがある。それは、5箱1パックになったティッシュペーパー。

 民生児童委員は、友愛訪問の時に対象者と話しやすい雰囲気を作るため、品物を持参している。市内では地区ごとに品物が異なり、中には手作りの弁当などを届けている地区もある。

 綾部地区では以前、洗濯洗剤やお菓子、花といったものを持って行っていた。しかし、物によって好まれないケースも少なくなかったため、品物の内容を検討。日常的に使い、消費するものとして、箱入りのティッシュペーパーに3年前から変更した。

 自動車の運転ができず、徒歩や自転車に乗ってスーパーなどへ買い物に行っている高齢者にとって、5箱1セットで販売されているティッシュペーパーは嵩(かさ)があり、持ち運びがしにくい。そんなこともあって、ティッシュペーパーは喜ばれているそうだ。

 今回、綾部地区で友愛訪問の対象となる75歳以上の一人暮らしの高齢者は440人。5日には、市内のホームセンターで委員33人それぞれに対象者分のティッシュペーパーが分配された。

 委員の大半が担当している高齢者数は7~8人といったところだが、中には20人を受け持つ人もいる。委員は、この1カ月の間に秋の訪問を終える予定。 



2013.09.09pickup01

今年も伝統の奉納相撲

栗町の若宮神社の例祭で

奉納相撲

土俵上で力をぶつけ合う子どもたち(栗町で)

 栗町の澤神社境内で7日、地元の小学生たちによる奉納相撲が行われた。奉納相撲は、同神社にある若宮神社の例祭と併せて毎年9月に実施されている伝統行事。

 かつて奉納相撲に参加できるのは青年男子に限られてきたが、昭和30年代からは参加対象が男子小学生に代わり、数年前から女子小学生も加わるようになった。土俵は毎年、同町の殿貝地区の住民たちが整備している。

 この日は、まず若宮神社の社殿で栗区の役員や自治会長らが参列し、奈島正倫宮司によって厳かに神事が行われたあと、奉納相撲に。今年は13人が参加した。

 小雨が降る中、ズボンの上に回しを着けた子どもたちは、「ハッケヨイ、ノコッタ」の合図とともに土俵上で熱戦を展開。トーナメント戦に引き続き、勝ち抜き戦にも挑んだ。

 この日は、10月21日に大相撲綾部場所を開催する実行委員会の役員らも奉納相撲を見学した。



2013.09.09pickup02

「稲木干し」風景、復活

五泉町の市志地区で

都市住民も田植えに続いて、参加

稲木干し

 五泉町の市志地区で7日、都市部からの参加者を含めた約30人が鎌で手刈りした稲をわらで束ね、稲木に掛ける作業に取り組んだ=写真。

 同地区の住民グループ「水源の里・市志」(阪田薫会長)は、地元で使われていない既存の稲木を活用し、「稲木干し」のある里山風景を復活させる事業を今年度初めて計画した。

 復活に向けた作業には、住民以外の一般からも参加者を募る方式を採用。その第1弾として5月に行った田植えには約30人が参加。地元にある約1500平方㍍の田んぼに手作業で苗を植えた。

 田植え後のあと、しばらくの間、雨が降らず、水不足が懸念されたが、稲は順調に生育。しかし、1畳分ほどの稲がシカの被害に遭ったそうだ。そして9月7日に稲木干し作業の実施を決め、再度参加者を募集。雨の心配もあったが、予定通り決行した。

 この日の参加者の中には、田植えの時に汗を流した人も。参加者たちは役割を分担しながら作業を進め、高さ4㍍で7段に仕切られた稲木には次々と稲が掛けられた。

 天日干しが終わった稲は脱穀し、田植えや稲刈りの参加者らに安価で販売される。



2013.09.06pickup01

ドッグラン完成しました

睦合町 カフェじょんのび

5年前の開店時から構想

ウッドデッキも手造り

睦合町の「カフェじょんのび」の店舗横にオーナーがかねてから計画していた「ドッグラン」が完成した。

「カフェじょんのび」の店舗横に整備されたドッグラン(睦合町で)

 睦合町の府道小浜綾部線沿いにある喫茶店「カフェじょんのび」が、今年6月でオープン5周年を迎えた。店舗横の空き地にこのほど、開店当初から計画していた「ドッグラン」が完成。第2の人生の舞台として上林の地に選んだ夫婦は、夢を一歩ずつ実現させている。

 同店を経営しているのは小原英明さん(62)と明美さん夫妻。英明さんは元郵便局職員で、55歳で早期退職した。2人は同町に店舗兼自宅を新築し、平成20年6月から喫茶店の営業を始めた。

 綾部に移住した時から犬(名前=じょん)を飼っている2人。仕切られたエリアの中でリードなしで犬を遊ばせることができるドッグランを、土地の有効活用も兼ねて喫茶店に併設する構想を持っていた。

 雑草が生い茂り、〝ジャングル〟化していた空き地でドッグラン整備に着手したのは昨年秋。「お金をかけずにやる」ことを基本にしたため、英明さんがほぼ一人で作業を続けたほか、扉などは廃材を活用した。この間、英明さんは趣味の「自転車」が封印されていたそうだ。

 周囲にネットを張り巡らせて完成したドッグランの広さは約300平方㍍。その一画には、英明さんが手造りしたウッドデッキも設けられている。ウッドデッキにはテーブルといすが置かれ、犬の様子を見ながら、お茶を飲むこともできる。

 明美さんは「今年の夏は暑かったが、これから過ごしやすくなる季節。愛犬と一緒に、ここでゆっくりして頂ければ」と話している。

 同店の定休日は毎週火・金曜。営業時間は午前10時~午後5時。



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