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2009.1.12 NEWS INDEX & PHOTO NEWS
久馬姉妹 京都V5原動力

第27回都道府県対抗女子駅伝




真剣な表情で柏手

綾部恵比須神社「初えびす大祭」
 並松町の熊野新宮神社境内にある綾部恵比須神社で9、10の両日、「あやべ初えびす大祭」(綾部恵比須神社奉賛会主催、綾部商工会議所後援)が盛大に開催された。100年に1度といわれる不況の中とあって、商売繁盛を願う参拝者らは「えべっさん」のご利益にあやかろうと真剣な表情で柏手を打っていた。

 9日の宵えびすは午後1時半に綾部商工会議所青年部(齊藤直樹会長)の役員らが扮する七福神が乗った宝船「えびす丸」が神社を“出航”。例年と比べて暖かく好天に恵まれた中、市内の商店街を巡った。

 また、神社には福を求める参拝者が相次ぎ、境内には夜遅くまで「商売繁盛で笹(ささ)もって来い!」の掛け声が響いていた。

 本えびすの10日は時折、雪がちらつく悪天候の中、午前10時から市内の行政、政治関係者や商店街、自治会などの代表、市民らが参列して神事が営まれ、参列者らが玉串をささげ、「開運招福」「商売繁盛」「家内安全」などを祈願した。

 境内では、5人の福娘たちが縁起物の熊手や吉兆笹などを販売したほか、甘酒の接待や福引などもあった。綾部恵比須神社奉賛会の由良源太郎会長は、「深刻な不況を反映してか、今年の縁起物は例年に比べ高額なものが良く売れている」と話していた。
縁起物の熊手や吉兆笹などを販売

 上野町の長生殿内の白梅殿で9日、新春の恒例行事となった大本の七草粥(ななくさがゆ)の接待があり、来賓や一般市民ら約600人が大本特製の粥などを食べ、1年間の無病息災などを願った。

 同日は並松町の綾部恵比須神社の宵えびすにも当たっており、午前11時過ぎには七福神に扮した綾部商工会議所青年部の7人が会場を訪れ、市民らとともに粥を味わった。

 七草粥の接待と宵えびすは同じ日に行われていたが、七福神が七草粥の接待の場に姿を見せるのは初めてで、突然の七福神の訪問に接待を受けに来た市民からは、歓声が上がっていた。
“七福神”も満喫

大本で新春恒例の「七草粥」接待
大本の七草粥