久馬姉妹
京都Ｖ５原動力
第27回都道府県対抗女子駅伝
悠さん区間賞、萌さん区間新で快走
高橋尚子さん激賞
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第27回全国都道府県対抗女子駅伝大会は11日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とする42・１９５キロ（９区間）で開かれ、京都が２時間15分39秒で５年連続13回目の優勝を飾った。昨年に続いて京都の３区（３キロ）と８区（同）を任された綾部中３年の久馬悠（はるか）さん・萌（もえ）さんの双子姉妹は、いずれも実力通りの走りを見せて優勝の原動力となった。
京都は１区でトップと１秒差の２位の好発進を見せたあと、２区で４位に後退して３区の久馬悠さんにリレー。昨年秋のジュニア五輪３千㍍優勝の姉、悠さんは区間３位だった昨年の自らの記録を７秒縮める区間賞タイムで一気に首位と肉薄する２位に押し上げた。
その後、８区で１位と４秒差で襷（たすき）を受けた妹の萌さんは、高校生区間時代の区間記録をも12秒上回る区間新で快走。ＮＨＫテレビのゲスト、高橋尚子さんから「中学生とは思えないダイナミックなフォームと意気込みが見事」と評され、悠さんと同じく「大物です」と激賞を受けた。
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