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私市円山古墳の発見まで

中丹最大とされていた!

高槻茶臼山古墳(高槻町茶臼山、西山)

高槻茶臼山古墳 高槻町の南の外れに樹木に覆われた前方後円墳がある。これが茶臼山古墳で、全長54メートル、2段築成の大半が盛り土で造られている。私市円山古墳が発見されるまでは中丹地域最大の古墳とされていた。

 発掘で葺(ふき)石・埴輪(はにわ)は発見されなかったが、須恵器などが出土しており、由良川流域の前方後円墳の中では比較的早い5世紀末ごろの築造と見られる。