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丹波地方最大の群集墳

かつて100基以上あった

以久田野古墳群(栗町大谷、大野、裏山)

発掘調査中の26号墳 豊里地区は「古墳の宝庫」と言えるほど数が多い。犀川の左岸に広がる丘陵地一帯に分布している丹波地方最大の群集墳が栗町の以久田野古墳群で、かつては100基以上あったといわれる。開発によって多くの古墳が消滅し、現存するのは20基余り。数基の前方後円墳のほかはすべて円墳で、年代は5世紀後半から7世紀前半と見られる。

 以久田野古墳群の個々の規模は直径3メートルくらいから30メートル近いものまで様々。多くが盗掘を受けているというが、府内屈指の規模の古墳群として保存に期待がかかる。