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2010.3.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

豊里幼稚園で最後の卒園式

園児ら大きな声で「さようなら」

4月から新設「豊里幼児園」へ
 栗町の豊里幼稚園(澤田尚子園長)で24日、最後の卒園式が行われた。4月から社会福祉法人・豊里保育園が、就学前までの乳幼児を養護・教育する施設「豊里幼児園」を新設、運営するのに伴い、豊里幼稚園は3月末で閉園する。

 豊里地区では昭和43年4月、鍛治屋町に豊里西、栗町に豊里東それぞれの市立幼稚園が設置された。少子化による園児数の減少や、豊里西と豊里東両小学校の統合などに伴って、平成11年3月に各幼稚園とも閉園した。

 翌4月からは旧豊里東幼稚園の園舎に「豊里幼稚園」が開園し、11年間にわたって幼児教育が行われてきた。豊里地区における42年間の市立幼稚園の歴史の中で、卒園した園児の総数は今年度の15人(男子11人、女子4人)を含め1979人となる。

 卒園式では、澤田園長が15人の園児一人ひとりに修了証書を手渡したあと、4月から小学校に入学する子どもたちに対して、「みんなの素敵な笑顔が輝いて、いろんなことがたくさん出来るように応援しています」と言葉をかけた。

 園児たちは「お別れの言葉」の中で、幼稚園での生活で頑張ったことや思い出を話しながら、最後に全員で「さようなら」と大きな声で述べた。

 卒園式後、山崎善也市長や久木章平・市教育長らが出席し、「閉園式」も行われた。

 豊里幼稚園の閉園によって4月以降、綾部市内の市立幼稚園は綾部と東八田、西八田の3園になる。
豊里幼稚園で行われた最後の卒園式

 市は、市消防団に軽車両の小型動力ポンプ付き積載車3台を新たに貸与する。その引き渡し式と市消防団による配置式が24日、上野町の大本長生殿前で行われた。

 市が市消防団に貸与している積載車はこれまで5人乗りの普通トラックがメーンだったが、これでは狭い道などに進入できないこともあり、新たに軽車両の積載車を配備することにした。

 車両はスバルサンバーを改造したもので、4人乗りの四輪駆動車。装備は普通トラックと同じだが、新たにチェーンソー、AED(自動体外式除細動器)、救急セットが備えられた。

 この3台は東八田分団第4部(於与岐町)、奥上林分団第3部(老富町)、志賀郷分団第3部2班(西方町)に配置される。事業費は3台で約1100万円。

 配置式で市消防団の出口則明団長は「新たな消防車両が貸与されたことはありがたい。市民の安全・安心を守るため大切に使っていきたい」と述べた。
市消防団に軽の積載車3台

東八田、奥上林、志賀郷各分団に配置
配置された3台の軽車両の小型動力ポンプ付き積載車