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2010.3.22 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

6年前のタイムカプセル発見!

中筋幼稚園最後の卒園児童ら掘り出す

水が浸入し一部破損していたが…

両親からの手紙読む姿も
 平成15年度の中筋幼稚園の卒園児とその保護者らが21日、大島町の中筋幼児園の園庭で卒園時に埋めたタイプカプセルを掘り出した。

 中筋幼稚園は15年度で閉園になったため、卒園児の保護者らが小学校の卒業時に掘り返そうと、タイムカプセルを埋めた。

 この日は、卒園児39人のうち30人とその保護者、それに当時の担任の教諭らが午前中から、現在は中筋幼児園の園庭となっているタイムカプセルを埋めた場所に集合。午後1時頃にタイムカプセルを取り出した。

 参加者たちはそれぞれ、自分の名前が書かれたナイロン袋を取り出して封を開けたが、中には水が袋の中に浸入し、手紙の文字などが判別できないものもあった。

 卒園児の一人、小林渉君=延町=は「工作で作った王冠を入れたのは覚えていたが、それ以外は覚えていなかった。写真も入っていたが、見られなくなっていたのが残念」と話していた。

 一方、中身がきれいに残っていたものもあり、6年前の両親から今の子どもに宛(あ)てた手紙を目を細めて読む児童の姿も見られた。
タイムカプセルの中身を見る卒園児童と保護者ら

 手塩にかけたイチゴで地元の小学生たちの卒業を祝いたい―と19日、多田町の農業、森本昭典さん(63)と亜司子さん(61)夫妻が卒業式を終えた吉美小学校の卒業生らにイチゴ狩りをプレゼント≠オた。

 森本さんは次男の英明さん(29)も含めた家族3人で稲作とイチゴ栽培をしている。イチゴは8年前から栽培を始め、約350平方bのパイプハウス4棟で、「章姫」と「紅ほっぺ」の2種類を育てている。

 森本さん夫妻は地元でハウス栽培しているイチゴのPRとともに、子どもたちに農業に関心を持ってほしいと願い、イチゴ狩りを体験してもらうことにした。

 この日、卒業式を終えた子ども37人と保護者らは真っ赤に色づいたイチゴがたくさん実ったパイプハウス内へ。親子らは収穫したイチゴを味わい、「おいしい」「甘い」と話しながら、森本さん夫妻の厚意で卒業の思い出を作れたことを喜んでいた。

 森本さん方のハウスでは、5月頃まで有料でイチゴ狩りも出来る。
吉美小卒業生にうれしい贈り物

イチゴ狩りで卒業祝う

地元の森本昭典さん、亜司子さん夫妻
イチゴ狩りを楽しむ吉美小卒業生ら