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2010.3.15 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

和木の「梅まつり」盛大に

好天のポカポカ陽気に恵まれて

約50本の梅の花ほぼ満開
 和木町農林業振興組合(田中利喜司組合長)主催の今年で13回目となる「梅まつり」が14日、和木町の松原梅林で催され、家族連れなど多くの人たちでにぎわった。

 この日は好天で暖かい陽気に恵まれ、同梅林に植えられている約50本の梅の花はほぼ満開だった。会場では来場者に甘酒と「いのしし汁」が無料接待されたほか、売店も盛況だった。

 イノシシと鶏肉、野菜を詰め合わせた1パック500円の焼き肉セットは、用意された約300パックが飛ぶように売れていた。

 また、材料に地元産のヨモギや小豆を使ってつき上げられた「草餅」も好評。竹炭や陶芸品などを陳列した「手作り工芸品」コーナーも来場者の関心を集めていた。
ほぼ満開の梅林でイベントを楽しむ来場者ら

 鮭(さけ)の稚魚放流実行委員会(佐々木幹夫委員長)は13日、青野町の由良川花庭園近くでサケの稚魚を放流した。

 府が長年続けていたサケの放流事業は一昨年に打ち切りとなった。このため、福知山や綾部の市民有志が別の形で事業を継続しようと、昨年から一般の人にサケの受精卵を配布して育ててもらい、孵化(ふか)した稚魚を育てた人自身が放流するという活動に転換した。

 今年は1月上旬に「サケサポーター」と名付けた147人の希望者に対し、約3万粒の受精卵を配布。孵化した稚魚の一部は既に先日、福知山市内で放流された。

 13日の放流には、綾部市内で稚魚を育てた人や福知山で放流できなかった人約60人が参加。参加者らは、自宅で5a前後にまで育った稚魚を大切に由良川に放流した。

 福知山から家族で放流に来ていた瀬尾日和ちゃん(5)は「サケとサヨナラするのは悲しい。ほかの魚にも人間にも食べられずに戻ってきてほしい」と話していた。
元気に由良川へ戻って来てね

「サケサポーター」が稚魚放流
サケの稚魚を放流するサケサポーター