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2010.3.12 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

「サロン弥仙」で憩いのひととき

於与岐町で高齢者サロン始まる
 市内各地で高齢者サロンの活動が取り組まれている中、於与岐町でも6日からサロン活動がスタートし、同町の弥仙会館に集まった住民たちは、ふれあいや憩いのひとときを楽しんだ。

 「サロン弥仙」と名付けたこの高齢者サロンを運営するのは、今年2月に発足した「こごみグループ」(野瀬井喜和子代表、12人)。

 民生児童委員の野瀬井代表と相根芳子さんの二人の呼びかけと、上野司・於与岐区長や市社会福祉協議会の協力を得て、サロン開設にこぎつけた。

 サロンの立ち上げについて、同町内に住む70歳以上の約100人に案内のチラシを配ったところ、この日はお年寄り35人とスタッフ合わせて50人余りが参加した。

 同会館の大広間には雛(ひな)人形が飾られ、囲碁や将棋のセットも用意された。参加者たちは雛あられやミカンのほか、同グループのスタッフが手作りしたぜんざいなどを味わった。

 同グループは今後、住民の意見や希望も聞きながら、月1回のペースでサロンを開設していく予定。
野瀬井さん(右奥)のあいさつを聴く参加者たち

 幼稚園での思い出の品を手作りしよう―と5日、上野町の綾部幼稚園(中村紀美代園長)の園児26人が木製の整理箱作りに取り組んだ。園児が思い思いに飾り付けをして仕上げる作品は、24日の卒園式で修了証書と一緒に渡される。

 木箱作りには同園の前PTA会長で建築業を営む大嶋義夫さん(38)ら二人が協力した。大嶋さんは、不用になった木材を同園に無償で提供した。

 大嶋さんは以前から同園を訪れ、園児たちに釘(くぎ)の打ち方を指導したり、子どもが入れる広さがある木造の「家」を一緒に作るなどして子どもたちと交流してきた。

 この日、園児たちはかなづちを慣れた手つきで「トントン」。釘を打つ際、板がずれないように、ほかの子が手助けするなど、みんな一生懸命、製作に励んでいた。
かなづちを手に卒園記念品作る

綾部幼稚園の園児ら
木箱作りに取り組む園児たち