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2010.3.5 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

高津町に新たな山城跡

住民らが「堂寺山」山頂を見学

本丸や土塁跡など確認

発見者 高橋成計さんから説明受ける
 地元で新たに確認された史跡について知識を深めよう―と高津町の住民たちがこのほど、同町西部にある通称「堂寺山(どうじやま)」(標高約200b)山頂の山城跡を見学した。

 同町で山城跡は、これまでに大島町境の「甲ケ岳城跡」と「高津八幡山城跡」「高岳城跡」「段山城跡」「将監堂城跡」が確認されている。

 最近、新たなものが山城研究家の高橋成計さん=高槻市=の調査で見つかったため、中筋公民館高津分館文化部が現地への見学会を催した。

 見学会には高橋さんや綾部史談会副会長の川端二三三郎さんのほか、他町区の住民も含め20人が参加。一行は山道を2時間ほど歩き、山頂で高橋さんと川端さんから山城の説明を聴いた。

 住民らは、かつて本丸や土塁だったと考えられる跡地を確認。また、この山城は南側に位置する高岳などの山並みを背後にして北向きに築かれていた形跡があり、集落がある北側からの敵から防御しやすい造りだったと思われることなどの説明を受けた。

 参加者の中には「『堂寺山』は通称であるため、山の正式名称を調べるなどして、この山城跡を正確に残せるようにしたい」と関心を示した人もいた。
堂寺山山頂で山城跡を見学した参加者たち

 あやべボランティア総合センターに登録している高齢者支援にかかわるボランティアグループの関係者たちが2日、志賀郷町の高齢者サロン「郷の家」を視察するなどして、自分たちの活動に生かせることを学んだ。

 船井郡の京丹波町社会福祉協議会と合同で実施したこの研修会には、約60人が参加。参加者たちは郷の家で施設の雰囲気や高齢者たちの様子を見学したあと、近くにある志賀郷公民館に移り、郷の家を運営している梅原幸江代表から活動内容の詳細を聴いた。

 このあと、参加者たちは10グループに分かれ、「高齢者サロンの活動を長続きさせるための工夫」などについて意見交換した。

 意見の中には「自分に出来る範囲のことを楽しみながらやる」「男性もスタッフとして、どんどんかかわってほしい」といった声があった。
高齢者サロン運営方法を

綾部と京丹波の60人研修

志賀郷の「郷の家」も視察して
高齢者サロンの運営について話し合う参加者ら