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2010.2.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

「丹波大納言小豆をしっかりつくろう」

府が農業セミナー開催

市内外から100人受講
 「京都の丹波大納言小豆をしっかりつくろう」をテーマにした農業セミナー(府農林水産技術センターなど主催)が23日、里町の市中央公民館で開かれた。

 京都の和菓子業界から京都産小豆のニーズは高いが、府内の小豆の栽培面積は農家の高齢化などに伴って年々、減少し、生産量も減っている。府は西坂町の集落営農組織と連携してコンバインを使った収穫を行うなど、機械化による小豆の生産拡大に向けた取り組みを進めている。

 小豆関連のこれまでの研究や実践結果を発表する場として行われた今回の農業セミナーには、亀岡以北から100人を超える人が来場。来場者たちは小豆の収量向上や品質向上対策などについての発表に熱心に聴き入っていた。
小豆栽培について話を聴く来場者たち

 川糸町の綾部高校(下川篤校長)の東分校の1年生56人がこのほど、市食生活改善推進員協議会の会員から「地域の郷土料理」をテーマに料理の講習を受けた。

 中高生に食事の大切さを学んでもらおうと、財団法人日本食生活協会が取り組んでいる「ヘルスサポーター21事業」の一環として、行われた。

 講習のメニューは「ホウレンソウのおひたし」「けんちん汁」「鶏(とり)団子のあっさり煮」の3種類。いずれも家庭料理で、日本食の良さを再認識できるメニューとなっている。

 生徒らは同協議会の会員から、出汁(だし)の取り方やささがきゴボウの作り方などを習っていた。

 「鶏団子のあっさり煮」の作り方は次の通り。

 【材料(4人分)】鶏胸肉ミンチ(250c)▽ニンジン(小1本)▽エノキダケ(100c)▽出汁(2カップ)▽A=ネギ(10c)酒(大さじ2)片栗粉(大さじ1)ショウガ(10c)しょうゆ(小さじ1)▽B=しょうゆ(大さじ1)酒(大さじ1)みりん(大さじ1)

 【作り方】@ニンジンは千切り、エノキダケは石づきを落として半分に切ってほぐしておく。Aのネギとショウガはみじん切りにしておくA鶏胸肉ミンチとAの材料をよく混ぜるB鍋に出汁を沸騰させ、Aを形を整えていれるCアクを取り、ニンジンとBの調味料を加え、ニンジンが軟らかくなったらエノキダケを入れ、1、2分煮る
「食改さん」から家庭料理を学ぶ

綾高東分校の1年生
ゴボウのささがきを教わる生徒(左)