市役所などで「人権学習」
豊里中の2年生40人
「高齢者の働ける場は?」
「独居老人の支援策は?」
市職員に質問、施策など学ぶ
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人権学習に取り組んでいる豊里町の豊里中学校(波多野芳雄校長)の2年生40人が18日、市役所などを訪れ、女性や高齢者、障害者などの人権を尊重するために、どのような施策が行われているかを学んだ。
生徒たちは6班に分かれて市役所内の福祉課や民生児童課、社会教育課のほか、西町1丁目のI・Tビル内にある市女性センターを訪問した。
高倉華成世さんら6人のグループは高齢者介護課を訪ね、職員の亀井みち子さんに「高齢者でも働ける場はあるのか」「一人暮らしの高齢者にはどんな支援をしているか」などと積極的に質問した。
また、高齢者への虐待問題についても尋ね、虐待が「身体的」「精神的」「経済的」「介護放棄」「性的」の5つに大きく分類されることを知った。
亀井さんから高齢者の虐待をなくすには、認知症があれば家族が認知症に理解を深めるなど、「原因を解決することが大切」と教わった。
2年生たちは学んだことを班ごとにまとめて、今後の授業の中で発表することにしている。
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