川糸町の綾部高校東分校で、今冬も農芸化学科の2年生22人が米麹(こうじ)作りの実習に取り組んでいる。米麹は今月末までに甘酒用や味噌(みそ)用など合わせて約600キロ作る。
米麹作りは米洗いから始まり、洗った米を蒸し、蒸し上がった米に麹菌を混ぜるなどして、4日目に甘酒用と白味噌用の米麹が出来る。更に1日置くと、味噌用の米麹になる。
9日は8人のグループが蒸し上げた米に麹菌を混ぜる作業に励んだ。生徒たちは蒸し上がった米を作業台の上に広げて人肌ほどの温度に冷ますと、適量の麹菌を加えて両手でもみ込むようにして混ぜた。
出来上がった3種類の米麹は、既に予約を受け付けている人たちに1キロ当たり800円で販売する。
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農芸化学科の2年生ら
米麹作りの実習に励む
今冬も綾高東分校で
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