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2010.2.15 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

旧奥上林小に子らの歓声

上林小児童と住民との交流行事で
 睦寄町にある旧奥上林小学校体育館で10日、上林小学校(大槻初男校長、40人)の全校児童と地域住民との交流行事が行われ、久々に子どもたちの元気な歓声が旧校舎内に響いた。

 奥上林と中上林両小学校の統合によって、平成17年度に上林小学校が誕生。校舎は八津合町にある旧中上林小の校舎が使用されており、旧奥上林小の校舎は奥上林研修センターとして活用されている。

 上林小では児童の一部が通ってくる奥上林地区の住民とのかかわりを保ちたいと、4年前から同地区で様々な活動を行っている。春にはフキ採り、冬には積雪があれば雪遊びを楽しんでいる。

 上林小の児童のうち、統合前の奥上林小で学校生活を送ったことがあるのは、佐堀奏子さんと齊藤大和君の6年生二人だけ。佐堀さんは「(旧体育館に来て)懐かしい」、齊藤君は「1年の時、全校児童で遊んだ」とそれぞれ思い出があるそうだ。

 今回の交流行事には、同地区自治会連合会会長の熊内輝夫さん(67)と洋子さん(68)夫妻ら数人の住民が参加した。

 子どもたちはボールを転がして当て合うドッジボールをしたり、熊内さんが用意した牛乳パックとストローを使った「紙とんぼ」作りにもチャレンジ。また、洋子さんが手作りした甘酒を味わい、みんな寒さを吹き飛ばして遊んだ。
熊内さん(右)に「紙とんぼ」の作り方を教わる子どもたち

 川糸町の綾部高校東分校で、今冬も農芸化学科の2年生22人が米麹(こうじ)作りの実習に取り組んでいる。米麹は今月末までに甘酒用や味噌(みそ)用など合わせて約600キロ作る。

 米麹作りは米洗いから始まり、洗った米を蒸し、蒸し上がった米に麹菌を混ぜるなどして、4日目に甘酒用と白味噌用の米麹が出来る。更に1日置くと、味噌用の米麹になる。

 9日は8人のグループが蒸し上げた米に麹菌を混ぜる作業に励んだ。生徒たちは蒸し上がった米を作業台の上に広げて人肌ほどの温度に冷ますと、適量の麹菌を加えて両手でもみ込むようにして混ぜた。

 出来上がった3種類の米麹は、既に予約を受け付けている人たちに1キロ当たり800円で販売する。
農芸化学科の2年生ら

米麹作りの実習に励む

今冬も綾高東分校で
米麹作りに取り組む生徒たち