介護の現場からの報告も
府が地域リハビリ実践交流会
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府は9日、里町の市中央公民館で中丹3市にある介護保険事業所などに勤務する介護職や看護職の人たちを対象にした「地域リハビリテーション実践交流会」を開いた。
「2010地域リハ・ひといき庵in中丹」と題した同交流会には、約50人が参加。講演では、NPO法人丹後福祉応援団が運営するデイサービス「生活リハビリ道場」の理学療法士、松本健史さんが「明日から使える生活リハビリ」をテーマに話をした。
松本さんは、リハビリを生活習慣の中に取り入れていくことの大切さを強調。食事での例として、高齢者が食べ物を飲み込みやすい姿勢になるようなテーブルの高さにしたり、いすの座り方を「坐骨(ざこつ)座り」にするといったことを挙げた。
講演後は、3事業所が介護やリハビリに関する実践報告をした。
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