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2010.1.27 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

学業成就や家内安全など祈願

綾部天満宮で「初天神大祭」
 綾部天満宮奉賛会(小藪健二会長)は25日、駅前通の綾部天満宮(奈島正倫宮司)で初天神大祭を開いた。

 天満宮の祭神である菅原道真が亡くなったとされる25日には各地の天満宮で祭礼が行われており、中でも1月25日は初天神として盛大に祭礼が催される。

 午前11時からの神事は、来賓や同天満宮奉賛会の役員など約50人が参列し、厳かに執り行われた。

 境内では甘酒の無料接待があったほか、筆供養も行われ、参拝者らは学業成就や家内安全などを祈願したあと、甘酒を飲みながら体を温めていた。
奈島宮司からおはらいを受ける来賓ら

 「文化財防火デー」(1月26日)に関連し、七百石町の高野山真言宗岩王寺(松井真海住職)で26日、火災想定訓練が行われた。

 「かやぶきの山寺」として知られる同寺の本堂と仁王門は江戸中期に建てられ、府登録文化財となっている。訓練には同寺の檀家ら住民と、市教委や市消防署の職員など合わせて20人余りが参加した。

 本堂から出火したという想定で、檀家の人たちは消防署への通報や消火器を使った初期消火訓練に取り組んだあと、市消防署のポンプ車が現場に到着。境内の防火用水を水利にしながら、本堂の屋根に向けて放水した。

 また、文化財を保有する同寺を含めた市内14カ所で25と26の両日、消防用設備の管理状況などの立ち入り検査も行われた。
「かやぶきの山寺」が火事=H

七百石町の岩王寺で火災想定訓練
本殿の屋根に向けて放水する市消防署員