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2010.1.18 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

由良川水運と大島湊テーマに90人が聴講

中筋公民館などが「新春歴史講演会」
 中筋公民館(四方晴向館長)などは16日、大島町の市ふれあいセンターで「新春歴史講演会」を開いた。同講演会は20回目で、当日は約90人が訪れ、郷土の歴史の話に耳を傾けた。

 講演会のテーマは「由良川水運と大島湊(みなと)」。大島湊は旧大島村内にあった由良川最上流の水運拠点で、その遺跡は中丹広域農道と由良川堤防の建設でなくなったという。

 講師を務めた綾部史談会副会長の川端二三三郎さんは、同町内の旧家が市資料館に寄贈した約2700点にも及ぶ「大島家文書」の記述などを紹介。由良川で水運制度が確立されたのは江戸時代前半の元禄から享保の時代で、それ以前は制度というようなものはなく比較的自由に航行できたことなどを説明した。
「大島湊」について話す川端さん

 市文化協会(田所卓会長)は16日、味方町のホテル綾部で平成22年の新年互礼会と同協会が昨年受けた文部科学大臣表彰の祝賀会を開いた。会には同協会に所属する48会派、約900人の会員のうち約200人が出席。同協会の更なる発展を誓い合った。

 田所会長は会の冒頭、「昨年、文部科学大臣表彰を受けたことは非常にありがたく、私にとって忘れられない1年になった。今年は会員の拡大を目指し、みなさんとともに活動していきたい」とあいさつした。

 その後、文化行政に多大な貢献があったとし、今月末で勇退する四方八洲男市長に対して田所会長から感謝状が贈られたほか、同協会の会員8人に功労者表彰が贈られた。

 同協会から功労賞表彰された会員は次のみなさん。

 【15年】佐々木旺景、稲場孝子【5年】加藤明男、村上高一、金賀和世、上原敦子、石川よしみ、柳田美栄子
「今年は会員拡大を」

市文化協会が新年互礼会開く
田所会長(左)から功労者表彰を受ける会員