市内で学校給食を実施している10小学校と4中学校で18日、一斉に「あやべ丸ごといただきます あじわいランチの日」が催され、児童や生徒たちが綾部産の野菜を使った給食を味わった。
市と市教委、小中学校が合同で平成18年度から始めた「あじわいランチの日」は、地元の農産物の利用促進につなげるとともに、子どもたちが農業に関心を持つきっかけにするのが目的。
野菜を栽培した人たちの思いが伝わるように、各学校で児童や生徒には事前に生産者の顔写真を入れたチラシが配られた。
18日の全小中学校の統一メニューは、ダイコンを使った「大根と豚肉のピリ辛炒(からいた)め」。上野町の綾部小学校(村上力校長)では、「上位田野菜直売所」の人たちが育てたダイコンが給食に使用された。2年4組の子どもたちは「おいしい」と、給食をほおばっていた。
市は、今年度から米飯給食に綾部産のコシヒカリを用いるなど、地産地消に努めている。
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綾部の野菜使った給食です
小中学校で「あじわいランチの日」
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