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2009.11.18 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

万一に備え

防火講習会開き意識向上

「渕垣町自主防災会」発足後初
 渕垣町自治会(能勢正宏会長、95世帯)の住民たちが15日、同町公民館で行われた防火講習会で消火器の取り扱い方法などについて学び、防火意識を高め合った。

 今年7月に西八田地区で自主防災本部が設立され、同地区の6自治会単位で8月に自主防災会が発足した。うち渕垣町自主防災会では、住民から「防災訓練をやってほしい」という要望が出されたことを受け、初めての防火講習を行うことになった。

 約50人の住民が参加した講習では、初めに市消防本部予防課の職員が全国的な火災の発生件数や原因などについて説明。ガスコンロに限らずIHヒーターでも、てんぷら油が発火するケースがあることや、メーターが付いていない消火器は容器の腐食によって爆発する危険性があるといった注意点が呼びかけられた。

 消火器を使った屋外での訓練では、まず「火事だ!」と大きな声を出し、消火器のピンを抜き、火元に向かって消火剤を放射することの大切さが指導された。
消火器を使った訓練をする住民

 14日、西町3丁目の市武道館にフランス人の柔道家7人が柔道の稽古(けいこ)方法などを学ぶために訪れ、綾部柔道協会の稽古に参加した。

 来綾したのはフランス南西部の都市トゥールーズで柔道の指導などをしているエギュ・ボラトンさん(32)ら。

 エギュさんの姉のエバさんは10年ほど前に留学生として京都市内に住んでいたことがある。その際、高津町出身で佛教大学の講師を務めている塩見敦郎さんと知り合った。今回、塩見さんの紹介でエギュさんらと綾部柔道協会が交流することになった。

 この日の稽古には子どもから大人まで約30人が参加。同協会の会員だけでなく、近隣市町の柔道愛好家も参加した。

 稽古は普段通り、準備体操から始まり、打ちこみや乱取りなどが行われ、フランスからの参加者らは真剣な表情で稽古に励んでいた。
フランス人の柔道家ら来綾

トゥールーズの指導者、ボラトンさんら7人

綾部協会の稽古に参加

高津町出身の塩見敦郎さんとの縁で
フランスの柔道家と稽古をする綾部の小学生