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2009.11.16 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

丹波丹後歴史街道を散策

里山ねっと 「金谷峠を歩く会」催す
 NPO法人里山ねっと・あやべは14日、「金谷峠を歩く会」を開いた。朝のうちは小雨が降るあいにくの天候だったが、市内外から12人が参加し、片道約3キロの道程を歩いた。

 同峠は小畑町から福知山市大江町に抜ける峠で、丹波(小畑町)と丹後(大江町)をつなぐルートとして双方の住民が往来していたが、車社会の進展により、近年はほとんど使用されていなかった。

 そこで、小畑町の住民有志が峠の復旧作業をし、「丹波丹後歴史街道」と名づけて往時の姿を再現した。

 歩く会の参加者らは午前9時に鍛治屋町の市里山交流研修センターに集合。担当者から注意事項の説明を受けたあと、同NPOの理事で峠の復旧作業にも携わった村上正さん=小畑町=から峠の歴史などについて説明を受けたあと、元気に峠越えに出発した。
村上さん(左)から金谷峠の歴史について説明を受ける参加者たち

 安国寺町の臨済宗安国寺(藤本政秀住職)で14と15の両日、「もみじ祭り」(同祭り実行委員会=渡辺信和委員長=主催)が開かれた。14日が雨天だったのと打って変わり、15日は朝から好天に恵まれ、境内にはたくさんの人が詰めかけた。

 15日は、和太鼓グループ「和っ鼓」による演奏や、琴と尺八の邦楽演奏などのイベントが行われたほか、あべ川餅やうどん、焼きいもといった飲食物の模擬店も立ち並んだ。

 来場者たちは野点(のだて)席で抹茶を味わったり、境内を散策しながら紅葉を愛(め)でるなどしていた。また、同寺が所蔵する国宝「足利尊氏寄進状」などが一般に公開された。
イベントなど盛りだくさん

 紅葉愛でる人らでにぎわう

安国寺で「もみじ祭り」
太鼓演奏を披露する「和っ鼓」のメンバーたち