武吉と佃、忠の3町区の住民が守り継ぐ「建田金刀比羅講大祭」が8日、講元の武吉町の坂田充生さん宅で営まれ、秋晴れの下、市内外から多く参拝者があり、にぎわった。
同大祭は、昨年から11月10日に近い日曜に変更されており、今年で301回目。講元は3町区の輪番制で、今回の当番町区は武吉町自治会(田中俊文会長)が務めた。
7日の前夜祭に続き、この日は早朝から遥拝式など一連の神事を久保健治神官が執り行った。遠方から送迎バスや自家用車で訪れた人たちや地元住民など、子どもからお年寄りまでが次々と参拝。家内安全や交通安全などを祈願したり、お守りを買い求めるなどした。
午後は3町区の講員に武吉町自治会から大祭の無事終了を伝える報告祭があり、次の講元となる佃町の木下晴彦さん宅へご神体を引き継ぐ「戸渡し式」が営まれた。
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守り継ぎ301回目の大祭
武吉・佃・忠の建田金刀比羅講
今年は武吉町・坂田充生さん宅で
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