「清凛の響」テーマに個展
水墨画作家の矢田作十路さん
本社後援 青野町の集蔵で8日まで
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日本南画院に所属し、水墨画の「白羊の会」を主宰する矢田作十路さん(71)=本町4丁目=の個展(市・市教委・あやべ市民新聞社後援)が5日から、青野町のグンゼ博物苑・集蔵で開かれている。8日まで。
個展のテーマは「清凛(せいりん)の響(ひびき)」。出品数は50号から120号まで計30点で、滝や海の荒波を墨の濃淡で繊細に表現した作品などが展示されている。
作品の中には、日本南画院京都支部のメンバーらが研鑽(けんさん)成果を発表する場となる今年の「蒼林社展」で府知事賞を受賞した「寂寥(せきりょう)」のほか、15年前に描いたものもある。
開催時間は午前10時〜午後5時(最終日は午後4時)。入場無料。
個展の終了後、矢田さんは作品の1点を母校である上林中学校に寄贈することにしている。
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