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2009.10.23 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

綾部中に「絆ルーム」設置

ボランティアの活動拠点として

学校支援地域本部事業の一環で
 今春から宮代町の綾部中学校で取り組まれている「学校支援地域本部事業」の一環として、地域ボランティアらの活動拠点となる部屋「絆(きずな)ルーム」が20日、同校1階に設置された。

 文部科学省の委託で、市学校支援実行委員会(委員長=久木章平・市教育長)は今年度から同事業をスタートさせた。同事業では、教育活動や環境整備など計8分野で地域住民らによって学校支援活動が行われている。学校支援活動のボランティア登録をしている住民は現在、70人。

 ボランティアたちがミーティングをしたり、ボランティアと生徒の保護者が子育てについて気軽に話し合える場として、空き部屋を「絆ルーム」と名付けて活用することにした。

 毎週月・水・金曜の午前中には「家庭教育支援部」のボランティアが常駐する。また、 「絆ルーム」の設置によって、同実行委員会は地域の人たちと生徒たちの交流が深まることも期待している。

 部屋開きにはボランティアの代表やPTA、市、府の教育関係者ら合わせて20人余りが出席。あいさつした久木教育長は「この部屋に人々が集い、愛情、信頼、尊敬の絆が生まれれば」と思いを述べた。

 このあと、地域コーディネーターの入澤久美子さんと登下校パトロール部の片山祥司部長によって、絆ルームの出入り口に表札が掲げられた。表札は、家庭教育支援部のメンバーである村上正一さんが無償提供したヒノキの木板に、市教委の赤井信吾指導主事が毛筆で揮毫(きごう)した。
「絆ルーム」の表札を披露する関係者ら

 愛犬家やその飼い犬の交流も兼ねて、町をきれいにしよう―と21日、市内の愛犬家たちが集まって味方町の由良川堤防などの清掃をした。

 呼びかけたのは同町の主婦、井田和代さん(50)。井田さんは毎朝、犬とともに由良川堤防を散歩している。その中で、犬の糞(ふん)やごみが目立つことを気にかけていた。

 そこで、散歩で出会い、交流があった愛犬家仲間に呼びかけ、散歩がてら糞の除去などの活動をすることにした。

 この日、参加したのは7人とその飼い犬6匹。由良川堤防を40分間ほど散歩しながら清掃をした。

 井田さんは「堤防に『犬の糞に迷惑しています』という看板があるのがとても悲しい。今日のような活動を通して愛犬家のモラルが向上すれば」と話していた。
愛犬と散歩しながら

由良川堤防など清掃

井田和代さんら7人
清掃しながら散歩をする愛犬家たち