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2009.10.12 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

中上林の魅力を体感して!

自治連などが「ふるさと発見」イベント

都会の親子らコンニャク作りなど楽しむ
 都会の人たちと交流し、中上林地域の魅力を感じてもらおうというイベント「ふるさと発見隊in中上林(綾部)」(上林紫ずきん部会、中上林自治会連合会主催)が10日、八津合町の市観光センターなどで催された。

 行事には兵庫県や京都市内などから親子ら約40人が参加。地元の女性グループ「すみれ会」の指導でコンニャク作りに挑み、コンニャク芋をミキサーにかけたり、ペースト状になったコンニャク芋を手で丸める作業を体験した。

 このあと親子らは「丹波黒大豆」(枝豆)の収穫体験や枝豆の葉柄を使った工作を楽しみ、綾部に親しんだ。

コンニャクを作る工程に興味津々の親子たち

 台風一過の9日午前、上杉町久保の田んぼで1頭のイノシシの死骸(しがい)が見つかった。田んぼの所有者は当初、電気柵によって感電死したものかと思っていたが、イノシシの右後ろ脚の太もも部分に刃物によって切られた跡があって出血しており、「誰かが死骸の処置に困って、不法投棄したのに違いない」と憤慨している。

 イノシシの死骸が確認されたのは、9日午前10時ごろ。発見現場では、田んぼの周囲に設置した電気柵が破損していない▽イノシシの足跡が地面にない▽イノシシの体に泥が付いていない―といった不審な点が多かった。

 イノシシは体長が約70センチで、まだ子ども。田んぼの所有者が前日の8日夕に現場近くを通った時は何もなく、8日夜から9日未明にかけて死骸が運び込まれたらしい。

 田んぼ脇の農道は軽自動車が通行できるほどの幅員があるが、普段は地元の住民ぐらいしか通らないそうだ。所有者と地元の宮崎宗男・久保自治会長は「こういうことは、他の所でも起こりうる可能性がある。注意してほしい」と呼びかけている。

 イノシシの死骸は9日午後、野田町の市クリーンセンターに運ばれ、処理された。
イノシシを“不法投棄”

上杉町の田んぼで 住民ら憤慨
田んぼに横たわるイノシシの死骸