下原町の由良川左岸河川敷で20日、綾部の観光イベントとして定着している「由良川に親しむ鮎(あゆ)祭り」(あやべ山家観光やな漁保存会、山家地区自治会連合会、同地区商工繁栄会主催)が催され、市内外から訪れた大勢の家族連れらが、鮎の塩焼きに舌鼓を打つなどしてイベントを楽しんだ。
会場では鮎ご飯や鮎のみそ汁、イノシシの肉を使った焼き肉などが販売された。また、串に刺した鮎が炭火で焼き上げられると、買い求める人たちの行列が出来ていた。
イベントに花を添えたのは、吉本興業所属のプロ歌手、奥野ひかるさんの歌謡ショー。奥野さんは演歌の懐メロや自身の「扉」という歌を披露。
舞台から降りて来場者のそばで歌ったり、希望者とカラオケでデュエットするなどして盛り上げた。
河川敷で川をせき止めてこしらえた生け簀(す)には、鮎150匹ほどが放たれ、子どもたちが「魚つかみ」に歓声を上げていた。
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鮎に舌鼓打ち 催し楽しむ
恒例「由良川に親しむ鮎祭り」
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