府立医大の学生ら22人
住民の血圧を測り交流
志賀郷で地域医療交流会
|
府立医科大学の医学生11人と看護学生11人が、青野町の市立病院(鴻巣寛院長)で7日から11日まで地域医療とチーム医療についての研修を行っている。研修の一環として9日には、志賀郷町の志賀郷公民館多目的ホールで開かれた志賀郷地域医療交流会に参加し、地元住民の生の声を聞いた。
府立医大では府の援助を受け、地域医療教育推進事業に取り組んでおり、市内で地域医療交流会が行われるのは今年で3回目。
交流会には地元住民約50人が参加。同病院循環器内科の河野泰之・主任医長が高血圧についての講演をしたあと、22人の学生たちは、住民の血圧を測定しながら交流をした。
学生のうち医学部5回生の杉本篤哉さんは「市立病院が少ないスタッフで連携して効率的にチーム医療を実践していることに驚いている。医療機関が少なく、志賀郷地域からも多くの人が市立病院に通ってらっしゃる実態がよく分かった」と話していた。
|