東八田福祉懇談会(高野勝会長)は3日、上杉町の市研修センターで「ひとり暮らしの高齢者の集い」(市社協後援)を催した。
東八田地区には一人暮らしの高齢者が120人余りいる。このうち同集いには49人が参加した。
最初に綾部署上杉駐在所の年増季彦巡査部長が、振り込め詐欺と訪問販売への対処法について講演。悪質な訪問販売に対する注意事項として「家の中を見せない」「知らない業者とは契約しない」ことなどを挙げ、「困ったことがあれば何でも110番を」と呼びかけた。
このあと市社協の山下宣和さんが、二人一組で行う「頭の体操」で参加者たちを楽しませた。午後からのアトラクションでは、手品などが披露された。
また、同懇談会は7月から、災害時の避難場所や要援護者となる人がいる所を記載する「防災対応マップ」の作成に取り組んでいる。
具体的には地区敬老会が終わってから、要援護者のリストや、どんな要望を持つ人がどこに住んでいるかなどを把握していく方針。
その一方で個人情報保護の観点から、市自主防災組織等ネットワーク会議や地区内の自治会長、民生児童委員らとも連携しながら、慎重に作業を進めたいという。
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悪質訪問販売の対処法学び
「頭の体操」でリラックスも
東八田福祉懇談会が
「ひとり暮らしの高齢者の集い」
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