夏休み中、市民らが自主運営する学童保育に参加した子どもたちが28日、上延町の民家で流しそうめんやバーベキューを楽しむとともに、お泊まり≠熨フ験した。
この学童保育は前綾部学童保育連絡協議会会長の安富和代さん=味方町=が指導者となって行っており、今年で2年目。
市が開設・運営する放課後学級で受け入れているのは、小学1〜4年生。小学5、6年生の中にも保護者の仕事などの関係で昼間に一人だけになる児童も少なくない。そこで、今年も夏休み期間中に小学5、6年生対象の学童保育を行った。参加したのは、綾部と福知山両市内の13人。
「お泊まり活動」の28日、参加した9人の子どもたちは昼食時に流しそうめんを味わった。地元住民から提供を受けた竹を利用して、そうめんを流せることができるように自分たちで加工した。また、竹の一部を活用し、器や箸(はし)もこしらえた。
子どもたちは、「宿題を教え合えた」「テレビを見なくても楽しい」と、学童保育で有意義な日々を過ごすことができ、喜んでいた。
夜にはバーべキューにチャレンジしたあと、子どもたちは同じ屋根の下で一緒に一夜を過ごした。
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夏休みの終盤に「お泊まり活動」
流しそうめんなどを
一緒に楽しみながら
自主運営の学童保育
参加の子どもたち
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