里町の市天文館・パオで飼育されることになった「宇宙メダカ」の贈呈式が9日、約70人が出席して同館で行われた。
宇宙メダカは向井千秋さんとともに宇宙に行ったメダカの子孫で、平衡感覚に優れているなどの特徴を持つ。綾部の子どもたちに自然科学や宇宙の面白さを理解してもらおうと、京丹波町の梅原陽介参与の口添えで淀川ネイチャークラブ(小竹武会長)と宇宙メダカ研究会関西支部(中野堅三支部長)から贈られた。
贈呈されたメダカは30匹で、宇宙で誕生したメダカの子孫が10匹、宇宙に行ったメダカの子孫が20匹。
贈呈式では小竹会長からメダカを手渡された四方八洲男市長と森永功市議会議長、それに同館をよく訪れるという桜が丘1丁目の引原翼君(9)と優君(7)兄弟が飼育用の水槽にメダカを放した。
宇宙メダカは今後、同館館内で飼育され、だれでも観察することができる。
|
「宇宙メダカ」さん 綾部へようこそ!
市天文館で贈呈式
|