綾部中学校演劇部の第15回夏の公演が2日、里町の市中央公民館で行われた。今回の上演作品は第2次大戦下の沖縄での女学生たちを主人公にした「ヌチドタカラ」(沖縄の言葉で『命こそ宝』という意味)で、夏の公演でこの作品を演じるのは4年ぶり3回目。
今回の公演に向けて同部(神農友季部長)の部員8人は戦争や沖縄といったことについて調べ、役作りなどに役立てた。当日、舞台に立ったのは音響と照明担当の一人を除き7人。一人で複数の役もこなしながら、部員たちは現代社会にも通じる「ヌチドタカラ」をアピールした。
また、終演後、部員たちは演劇部のオリジナル曲「戦争を知らない子どもたち2009」を合唱した。
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「ヌチドタカラ」通し
「命こそ宝」アピール
綾部中演劇部が夏の公演 |