今年も子らが市街地を神輿巡行
綾部天満宮 恒例の夏季大祭を営む
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駅前通の綾部天満宮 (奈島正倫宮司) の 「夏季大祭」 が24日に行われ、 子どもたちによる神輿(みこし)巡行が氏子町区の住民らを楽しませた。
同大祭では毎年、 氏子となる8町の小学生が獅子舞(ししまい)や旗持ち、 神輿引きなどを担当し、 その行列が市街地を練り歩くのが慣例。
しかし、 少子化の影響で年々、 子どもの数は減少。 氏子町区の一つ相生町では数年前から小学生の参加がゼロになっている。 同天満宮の総代も 「子どもさんがかかわる行事を、 いつまで続けられるか分からない」 と先の不安を抱いている。
それでも今年は、 昨年とほぼ同じ42人の小学生が集まった。 本殿で奈島宮司が神事を営み、 参列者の代表者らが玉ぐし奉てんを行ったあと、 子ども神輿の巡行に。 法被姿の子どもたちは元気良く掛け声を発しながら、 出発していた。
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