志賀郷地区の活性化を目指し、 定住促進などに取り組んでいる 「コ宝ネット」 (井上吉夫代表) は12日、 志賀郷町の志賀郷公民館多目的ホールの駐車場で 「よう来ちゃったなあ! お世話になります! 交流会」 と題したイベントを開いた。
このイベントは昨年6月にも開いており、 同地区にIターンなどで移住してきた人同志や地元の人たちとの交流を促進するのが狙い。
昨年の交流会以降、 同地区には10家族、 約30人が新たに移住しており、 今年は屋台村形式で地区内の人が集える場所を設けた。
屋台村にはうどんやそば、 焼きそばなどの模擬店が並んだほか、 移住してきた人が自分で作った農産物や農産加工品を販売する姿も。
このうち、 野菜や漬物、 お菓子を販売した中村明弘さん(37)は、今年4月に豊岡市から一家5人で志賀郷町に移住。 訪れた地元の人たちと加工品の作り方について話しながら和やかに交流していた。
井上代表は 「移住してきた人と地元の人が交流を深め、 互いに理解し合えれば、 地元の人に空き家を紹介してもらえるなどのメリットも出てくるはず」 と交流会の意義を話していた。
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「よう来ちゃったなあ」
志賀郷地区の「コ宝ネット」が
地元住民と移住者の交流会開く
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