あやべ市民新聞 on web 現在の位置・・ホーム>>NEWS_INDEX&PHOTO_NEWS>>2009.7>>2009.7.8
サイト内検索(since2003.11.26 一部期間は記事全文含む help
2009.7.8 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

季節感も演出し「水石展」

綾部愛石会がグンゼ集蔵で開催

本社後援
 綾部愛石会 (松本卓二会長) は4と5の両日、 青野町のグンゼ博物苑・集蔵で 「水石展」 (市文化協会・あやべ市民新聞社後援) を開いた。

 同会が集蔵を会場に水石展を催すのは今年で10回目。 また、 今年は同会発足後、 通算で40回目の記念すべき水石展となった。

 今回は会員21人がそれぞれ1点を出品し、 会場には計21点の水石が展示された。 京阪神の愛好者たちも多数訪れ、 来場者の中には、 作品を携帯電話のカメラで撮影する人もいた。

 松本会長は 「今回、 初夏の雰囲気を醸し出すような展示方法を採り入れた。 『季節感があり、 さわやかさが出ている』 という声もあり、 好評だった」 と話していた。
グンゼ集蔵で開かれた「水石展」

 八津合町の山田地区に昔から 「イボ神さん」 の名で親しまれ、 祭られている 「イボ池大明神」 の祠(ほこら)がこのほど新調され、 7日に山田自治会 (井関祐会長、 14世帯) によって遷座式が行われた。

 イボ神さんが、 いつから現地に祭られているのかは定かでない。 地元の石原俊治さん (78) によると、 「私が子どもの頃からある」 という。

 祠の横にある池は年中、 水が満ち、 日照りが続いても水がかれず、 池の水を体にできたイボに付けると、 イボが治ると言われている。 最近は、 がん封じの祈願に参拝する人もいるそうだ。

 祠の傷みが激しくなり、 同自治会は建て替えを計画。 今年2月に建設委員会を立ち上げた。 費用は住民からの寄付金などで賄い、 工事は同町内の業者に依頼した。 新しい祠は高さ約1・5メートルで、 総ヒノキ造り。屋根は銅板。

 遷座式には住民や工事関係者ら約20人が参列した。 井関会長 (74) は 「みなさんの協力のおかげで、 イボ神さんを後世に残していける」 と喜んでいた。
「イボ神さん」の祠を新調

八津合町の山田自治会

住民ら参列し遷座式
住民らが参列して営まれた遷座式