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2009.6.26 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

夏休み控え水難救助訓練

綾部署
 河川や池などで子どもらが水難事故に遭う危険性が高くなる夏休みを控え、 綾部署 (江藏光雄署長) は25日、 並松町の由良川で水難救助訓練を行った。

 訓練には署員15人が参加。 おぼれている人のそばに浮き輪の入った筒を送る 「救命ロケット」 の点検や、 人体模型を使っての心肺蘇生法などに取り組んだ。

 また、 川でおぼれている人を助ける訓練もも行った。 署員の西村恒太朗さん (27) が水難者役になり、 川の中で助けを呼ぶと、 4人がゴムボートに乗り込んで迅速に救助に向かい、 浮き輪代わりの空のポリタンクを投げて西村さんをボートに引き上げた。

 署員たちは、 最後まで真剣な面持ちできびきびと訓練に励んでいた。
水難救助訓練をする署員

 味方町の若宮酒造 (木内敏雄社長) で24日、 梅酒の仕込み作業が行われた。 梅酒を作るためには通常、 青梅を焼酎やホワイトリカーに漬け込むが、 同社の梅酒の特徴は日本酒を使っていること。 同社が本格的に梅酒の製造を始めて今年で3年目となる中、 「綾梅」 の銘柄で販売している梅酒は、 東京のホテルや旅館などでも好評になっているという。

 同社では、 梅酒の原料となる梅の実はすべて綾部産のものを使用。 今年も和木町などから大粒の 「南高梅」 を合計1トン仕入れた。 実を漬け込む前の下準備として、 実のヘタを取り除く作業は人の手で一粒一粒丁寧に行われた。 今年の仕込み作業は24日で終えた。

 焼酎のアルコール度数が35度なのに対して、 日本酒の原酒は20度。 梅酒に仕上げるまで1年間、 管理・衛生面で日本酒とは違う気を使うという。

 同社の 「綾梅」 は、 日本酒に含まれるアミノ酸も影響して、 一般的な梅酒に比べて味に深みがある。 「綾梅」 は、 300ミリリットルが787円、 720ミリリットルが1575円、 1・8リットルが3150円 (いずれも税込み価格)。 また、 梅の実も1パック300円で販売している。

 同社は42・0268。
綾部産「南高梅」を日本酒に

若宮酒造で梅酒仕込み
梅の実のヘタを取り除く作業をする人たち