自分を解体するきっかけに
例会で5年ぶりに坐禅
綾部ライオンズクラブが慈音寺で
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綾部ライオンズクラブ (山本博美会長) の6月第1例会が10日、 上延町の曹洞宗慈音寺 (西尾観光住職) で行われ、 会員たちが坐禅(ざぜん)を体験した。
西尾住職が会員であることから同クラブは、 同寺を例会の会場に使用し、 坐禅を行うことにした。 同クラブが例会に坐禅を採り入れるのは約5年ぶり2回目。
この日は会員約20人が出席。 初めに山本会長は 「先祖や両親、 クラブ会員、 綾部の人たちのことを思い、 6月の清々しい日のひとときを過ごせたらいいと思っている」
とあいさつした。
続いて高津町の曹洞宗隠龍寺の児玉哲司住職がゲストスピーチした。 児玉住職は心理学者の研究やイソップ童話の一つ 「すっぱいブドウ」 などを例に挙げながら、 坐禅について説明。 「自分に嘘うそをつきながら、 守っている自分がある。 その自分というものを解体するきっかけとして坐禅があるのではないかと思う」 と述べた。
このあと、 会員たちは約10分間、 心を落ち着かせながら坐禅を組んだ。
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