駅前通のあやべ協立診療所のデイサービス利用者たちが共同制作した屏風(びょうぶ)がこのほど、完成。屏風には、様々な色の布を張り合わせて仕上げた一枚の絵が施されている。
屏風の制作は今年1月中旬からスタート。利用者約40人は布を切ったり、布を張るなどの作業を分担するとともに、互いにアイデアを出し合いながら取り組み、約4カ月かけて完成させた。
1枚のサイズが高さ1・3メートル、幅0・8メートルで、4枚から成る屏風には縁起物として「一富士二鷹(たか)三茄子(なすび)」がデザインされている。屏風の下地には段ボールを使用しており、立てた時の安定性を持たせるため、ベニヤ板も張り付けた。また裏面は金色にした。
絵には、湖面に映る赤富士も表現されている。利用者の中には「鷹の足が難しかった」と話す人もいた。
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デイサービス利用者が制作
手作り屏風完成
駅前通のあやべ協立診療所
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