市内の小学校単位で地域住民がサポーターになって運営されている「放課後子ども教室」の今年度の活動が20日から、豊里と物部、志賀の3小学校で始まった。
放課後子ども教室は、地域住民と子どもがスポーツや文化などの活動を通して交流しながら、「子どもの居場所づくり」をすることを目的に全国各地で実施されている。綾部市内は10小学校すべてで取り組まれている。
うち、豊里小の「豊里わくわく子どもクラブ」の活動は今年度で3年目となる。今年度の参加登録の児童数は1年生から6年生までの計51人で、約3分の2が1〜3年生の低学年となっている。サポーターは35人で、昨年度より4人増えた。
開級式では、初めにサポーターの片岡富二夫さんが子どもたちの点呼を取ったあと、サポーターの山下良明さんと村上一昭・豊里公民館長、永井隆校長があいさつ。この日参加したサポーター十数人が自己紹介をしたあと、同クラブの約束事を確認し合った。
同クラブは、グラウンドゴルフや太鼓、囲碁など、サポーターの得意分野を活動に生かしているのが特徴。6月17日には豊里公民館との共催でグラウンドゴルフ大会も予定している。
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「居場所づくり」へ市内10小学校で取り組む
「放課後子ども教室」スタート
豊里小では51人の児童が登録
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