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2009.5.13 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

「新緑を楽しむ会」で住民交流

睦寄町の鳥垣自治会が「馬場先」で

出身者含め50人が参加

現地の再整備も話題に
 睦寄町の鳥垣自治会(桜井克彦会長、23戸)は10日、「新緑を楽しむ会」と題した住民の親ぼく行事を開いた。会場となったのは、地元の坂尾呂神社前にある「馬場先」と呼ばれる小高い丘。現地には、15年ほど前から住民らがツツジや桜を植栽するなどの整備を進めている。同自治会はこの丘の新たな名称と整備のアイデアを住民らから募りながら、更に「魅力ある場所」にすることを計画している。

 同自治会の集落は、草壁川が合流する上林川左岸にある。丘の名称が「馬場先」と呼ばれるようになった由来は定かでないが、現地にある4基の古墳や神社との関係も考えられるという。

 昭和30年ごろ、丘には茶が植えられ、茶園として整備された。しかし茶栽培が中断されたため、現地は竹や雑木が繁茂する状態となっていた。そんな中、平成6年ごろに神社参道付近に桜を植えられたほか、17年以降はツツジ60本と桜30本を植栽。こういった整備活動に伴い、昔あった茶畑も再生してきた。

 眼下に上林川、その対岸にはあやべ温泉や光明寺も眺めることができる「馬場先」は、住民の憩いの場に。「新緑を楽しむ会」は、同自治会のこの時期の恒例行事になっている。

 今年は、住民のほか、地元出身者らにも参加を呼びかけたところ、約50人が集まった。住民らはグラウンドゴルフを楽しんだあと、山菜の天ぷらや焼き肉などを食べながら、ふれあいを深めた。
鳥垣自治会

小畑町で初の「山菜まつり」

里山ねっと

都市住民が採取体験
小畑町で初の「山菜まつり」
 NPO法人里山ねっとあやべ主催の「里山山菜まつり」が10日、小畑町内で初めて開かれ、参加者たちは初夏の日差しが厳しい中で山菜採りを体験するとともに、屋外での山菜料理に舌鼓を打った。

 里山ねっとは今回のイベントを企画するのに当たり、同町の本城奥自治会の住民らの協力を得た。会場として同町の西端で福知山市大江町室尾谷へ通じる山道脇にある大滝庄一さん宅周辺を使用した。

 里山ねっとはホームページなどで参加者(参加費3千円)を募ったところ、大阪や京都などの都市住民ら23人から申し込みがあった。現地を訪れた参加者たちは住民らからアドバイスを受けながら、地元を流れる金谷川の岸に自生するヤマブキなどを摘み取っていた。

 昼食時には、地元の女性らが調理した山菜おこわやよもぎ餅、山菜みそ汁などを味わった。また、現地では山菜の販売や、小畑みそなどの地元産品の販売も行われた。