町内に植えられた約1万本のヒラドツツジがほぼ満開となった戸奈瀬町で6日、「つつじまつり」が開かれた。
同まつりは今年で17回目。黄金週間中のイベントとして毎年、営農組合を中心した同町の各種団体で実行委員会を作り、催している。同町の戸数は現在、27戸。同まつりはまさに住民総出による地域おこし行事となっている。
この日は予報で「雨」だったが、天気も崩れず、「つつじの里直売所」一帯を会場にしたまつりは午前10時にスタート。地元産のヤマブキやワラビ、タケノコといった山菜のほか、キャベツやネギなどの野菜を買い求める人たちが次々と訪れた。
式典には四方八洲男市長や佐々木幹夫府議、田中正行・市議会副議長、白波瀬均市議ら来賓も出席。実行委員長の広瀬又雄・営農組合長のあいさつに続き、広瀬哲・自治会長が「綾部の東の玄関口として何とかしたいという住民の熱意は強い」と述べた。
会場では「つつじごはん」や「つつじぜんざい」「つつじ焼きそば」といった飲食物の模擬店も並んだほか、緑化樹や刃物の販売コーナーも設けられた。また、特設ステージでは、陳曼麗さんによる二胡(にこ)の演奏なども行われた。
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地元産の山菜など人気
戸奈瀬町「つつじまつり」にぎわう
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