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2009.4.27 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

雨の中、約120人が見学

久田山古墳群B支群現地説明会
 里町の市衛生公苑北側に点在する久田山古墳群・B支群の発掘調査結果の現地説明会が26日行われ、市内外から訪れた約120人の参加者らが市教委社会教育課総主任の三好博喜さんから古墳について説明を受けた。

 同所では約1400〜1500年前の古墳時代後期に築造された古墳が30基確認され、うち27基は横穴式石室墳。中でも2号墳だけが他の古墳とは異なり、石室が完全な状態で残っており、人の頭がい骨や馬具、鉄製品、貝殻などの遺物が多数見つかるなどしている。

 この日は、あいにくの雨模様だったが、参加者らは、説明を受けながら、石室を覗(のぞ)いてみたり、写真を撮るなど熱心に見学。里町の市資料館へ移動して、耳環(耳飾り)などの出土品の見学もした。
久田山古墳群B支群現地説明会

 市環境市民会議(高澤弘明会長)は25日、宮代町の市林業センターで平成21年度総会を開き、来年に設立10周年の節目を迎えることから、今年度にこれまでの活動を総括するとともに今後の運営方法などを検討することを決めた。

 同会議は、市民と事業者、行政との協働で環境保全に関する活動を総合的、計画的に推進することを目的に平成12年4月に発足。4つの部会活動に加え、廃食油の回収やグリーンカーテンの普及などの活動にも取り組んでいる。

 会員は設立当初から個人を対象にしてきたが、20年度からは団体の入会もできるようにした。現在は個人会員が82人、団体会員が15団体となっている。

 総会には会員約50人が出席。あいさつで高澤会長は、この間の様々な活動を通して一定の成果が出てきたことに感謝する一方、同会議の活動がまだ十分市民の間に深く浸透していないことや会員数が停滞ぎみになっていることなどの課題も指摘した。

 高澤会長は、「この10年間で約6400万円の予算を投入して活動を行ってきたが、何ができて、どのように変わったかを総括した上で、次の段階に向けて活動目標や運営体制を検討していきたい」と述べた。

 同会議は来年度に行う設立10周年記念事業に向けて、今年度に記念事業検討委員会も設置する。
来年の10周年記念事業へ準備も

市環境市民会議が総会を開く
市環境市民会議が総会