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2009.4.24 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

発掘調査で古墳30基を確認

26日に久田山古墳群B支群の現地説明会

市教委が参加を呼びかけ
 市教委が平成19年度から行ってきた久田山古墳群・B支群の発掘調査は今年3月末で完了した。市教委は、里と下八田、味方の3町にまたがる約2ヘクタールに30基の古墳が点在する発掘現場で、26日午後1時から開く調査結果の現地説明会への参加を呼びかけている。

 今回、発掘調査が実施された場所は、市土地開発公社の保有地。調査の結果、約1400〜1500年前の古墳時代後期に築造された古墳が30基確認された。

 そのうち27基は横穴式石室墳。B支群の中で規模が大きい古墳の一つ、2号墳だけが他の古墳とは異なり、石室が完全な状態で残っていた。未盗掘だった2号墳からは人の頭がい骨や馬具、鉄製品、貝殻などの遺物が多数見つかった。

 B支群全体で出土した遺物は整理箱300個分を超えた。その中で耳環が106個あり、少なくとも53人が現地に葬られていたと考えられるという。

 市教委は「B支群の隣接地は律令期(7世紀後半)に郡衙(ぐんが)が設けられるなど何鹿郡の中心地として繁栄した地域。B支群は、現在の綾部の基礎を形成した氏族の墓域と考えられる」と話している。

 発掘現場は里町の市衛生公苑の北側。問い合わせは市資料館へ。
古墳30基を確認

 高野山真言宗綾部地区檀信徒協議会(米田信会長)の平成21年度総会が22日、上延町の東光院(松井真海住職)で開かれた。

 市内の高野山真言宗寺院でつくる同協議会に加盟しているのは、正暦寺、千手院、東光院、楞巌寺、普門院、天王寺、善福寺、岩王寺、満福寺、興隆寺、宝満寺、栄宝寺、施福寺、日円寺、惣持院の計15寺院。

 総会には各寺院の総代や住職ら50人余りが出席。本堂で行われた御法楽では般若心経の読経などのあと、松井住職が東光院の歴史などを紹介した。

 総会では米田会長のあいさつに続き、丹波宗務支所長の朝倉義寛・来迎院住職が来賓祝辞を述べた。その中で、昨年10月29日に里町の府中丹文化会館で特別伝道大会を開催した際、綾部市内の若手僧侶らの尽力があったことに感謝していた。

 総会後は本田隆秋・天王寺住職による法話が行われたほか、東光院総代の加藤節郎さんが寺院護持について話した。
15カ寺の総代らが出席し

東光院を会場に総会開く

高野山真言宗綾部地区檀信徒協議会
高野山真言宗綾部地区檀信徒協議会