京都丹の国農協は31日、管内の農家に今年最初の「万願寺とうがらし」の苗の配布を行った。この日配布された苗は約3万7千本で、このうち市内には5千本が配布された。
この配布に伴い、睦合町の渡辺弘造さんのビニールハウスでは、苗の定植講習会が行われ、今年、万願寺とうがらしを育てる予定の農家約10人が集まった。
農家らは同農協の職員から、株と株の間は50センチ程度が望ましいことや、あまり深く植え過ぎると育ちが悪いことなどの説明を受け、実際に指導を受けながら移植の実習をした。
昨年の同農協の万願寺とうがらしの出荷量は291トンだが、今年はそれを上回る300トンを目標にしているという。
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市内には苗5000本を配布
万願寺とうがらし定植講演会を開く
JA京都にのくに
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