綾部市の市鳥「イカル」を実際に見てみよう―というツアーが20日に行われた。市天文館・パオとFMいかるが共同で行っているキャンペーン「イカルを見たぞー!」の一環として催したもので、会場となった宮代町の綾部八幡宮境内には約10人の市民が訪れた。
この野鳥見学会は昨年に続いて2回目。市民のほかにイカルを見つける手伝いをするためにバードウオッチンググループの「京都FAやませみの会」の会員らも参加した。
神宮寺町の三宅秀子さんは「ツアーのことを知り、市の鳥の実物を見たことがなかったので、ぜひ見てみたいと思い、参加しました」と参加理由を話していた。
境内ではイカルの鳴き声は聞こえるものの、実物はなかなか姿を見せなかった。しかし、「京都FAやませみの会」の会員らが、木の枝に止まっているイカルを発見。よく見えるように望遠鏡を設置すると、参加者らは次々と望遠鏡をのぞき込み、イカルの姿を確認していた。
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イカルをこの目で
パオとFMが野鳥観察会
綾部八幡宮では望遠鏡で姿を確認
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