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2009.3.9 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

国境越えたランドセル

カンボジアへ文房具届ける

高野山真言宗丹波青年教師会

10日夜にI・Tビルで記念講演会
 「高野山真言宗丹波青年教師会」(会長=爲廣英隆・楞厳寺副住職、10カ寺)は2月初旬、創立20周年記念事業の一環としてカンボジアへ研修旅行を行った。その際、日本から文房具などを持参して現地の子どもたちに贈ることにしていた。しかし、現地の税関での手続きが長引いて予定通りにいかず、3月6日になってようやく税関を通ったことから翌7日、子どもたちにランドセルなどが手渡された。

 カンボジアを訪れたのは爲廣会長(40)=舘町=を始め、玉川弘信・正暦寺副住職(38)=寺町=と朝倉泰寛・来迎院副住職(35)=福知山市池田=、篠畑俊裕・満福寺副住職(28)=西坂町=の4人の僧侶たち。

 タイ国境に近いバッタンバン州にある人身売買の被害児童などが住む孤児院や、京都市のNPO法人「テラ・ルネッサンス」などの支援を受けて昨秋建設された寒村の小学校などを訪問して子どもたちと交流した。

 綾部小学校PTAを始めとする各団体や市民の協力で集まった112個のランドセルや鉛筆、消しゴム、ノート、定規、未使用のはがきなど計5428点の文房具は、玉川副住職が3月上旬からカンボジアを再訪して直接、子どもたちに手渡した。

 同会では10日午後6時半から、現地報告会を兼ねた記念講演会を西町1丁目のI・Tビルで開催する。

 爲廣会長らによる経過報告やビデオ上映、現地の子どもたちの寄せ書きの贈呈のほか、同NPO法人の鬼丸昌也理事長が講演する。入場無料で、同会では多くの市民の来場を呼びかけている。
国境越えたランドセル

 綾部市の市鳥「イカル」の目撃情報をお寄せ下さい! エフエムあやべと市天文館・パオは、昨年に引き続き今年も共同企画の「イカルを見たぞー! キャンペーン」を2日から始めた。その一環として20日に催す「イカル発見ツアー」の参加者も募集している。

 このキャンペーンは、綾部市内でイカルの生息を確認し合うことを通して、郷土愛や綾部の自然環境に関心を深めてもらうことが狙い。昨年のキャンペーンは3月14日からスタートし、5月末までの約1カ月半の間に52件の目撃情報が寄せられた。

 今年も「イカルを見た」という情報(場所や時刻など)をエフエムあやべがラジオで随時、紹介するほか、撮影された写真を同局のホームページに掲載する。情報提供者には記念品をプレゼントする。キャンペーンの期間は5月31日まで。

 「イカル発見ツアー」(野鳥見学会)の参加希望者は、20日午前9時に西町1丁目の同放送前に集合。昨年も多数の目撃情報があった宮代町の綾部八幡宮周辺を訪れる。参加無料。雨天など悪天候の場合は中止となる。

 イカルに関する情報の提供先は、エフエムあやべ(42・9988)か市天文館(42・8080)へ。
今年もイカルキャンペーン

エフエムあやべと市天文館

20日のツアー参加者を募集
イカル