「物小チャレンジクラブ」に
文科省からうれしい表彰
第1回「放課後子ども教室推進表彰」で
府内で唯一 少人数でも多彩な活動
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物部町の物部小学校児童のうち30人が参加する放課後子ども教室「物小チャレンジクラブ」(森永淳一代表)が4日、同小学校で開かれた。同クラブは2月25日に府内の放課後子ども教室で唯一、文部科学省から第1回「放課後子ども教室推進表彰」を受けており、この日はその報告も行われた。
同クラブは児童のほか、地域のサポーター19人で運営している。サポーターはスポーツ担当、ものづくり担当、学習担当の3グループに分かれており、毎週水曜に輪番で子どもたちが楽しめる企画を用意し、活動している。
今年度実施した活動の中には、化石発掘体験や学校の周辺に咲いている野草を使った生け花、車いすなどを使用した介護体験、地域のお年寄りから黒谷和紙の原料である楮(こうぞ)の話を聴くなど多岐にわたっている。
森永代表は「児童の数は少ないが、逆に小回りの利く活動ができていることが評価されたのでは」と話していた。
市内の10小学校ではそれぞれに放課後子ども教室があり、地域のサポーターらが毎週水曜、児童らとのふれあいを続けている。
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