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2009.2.23 NEWS INDEX & PHOTO NEWS

新たに7自治会などが参加

先輩集落から計画などアドバイス受ける

「水源の里集落会議」開催
 市の水源の里条例に基づきこれまで活動を続けてきた5集落と、新たに活動を始める7自治会などが一堂に会し、今後の計画などを話し合う「水源の里集落会議」が22日、鍛治屋町の市里山交流研修センターで開かれた。 会議の冒頭、四方八洲男市長は「水源の里事業を通じてみんなが一緒になって努力し動けば、変化があると実感した。短期間で問題を解決することは難しいが、農業、農村の時代はそこまで来ている。その時になって農村がないと嘆くことがないよう努力していきたい」と述べた。

 水源の里に関して市は従来の5集落に加え、新たに事業に参画する自治会を募っており、これに草壁、市野瀬、瀬尾谷、馬場、大又、内久井、金河内の7自治会が名乗りを挙げた。

 これらの自治会はすでに定住施策や都市交流、産業振興などの活動計画を策定しているが、同会議ではこの計画について水源の里事業の先輩である市茅野、大唐内、栃、古屋、市志の自治会長らからアドバイスなどを受けた。

 7自治会の役員らはこれらのアドバイスを各自治会に持ち帰り、さらに計画を練り直し、新年度からの事業開始に備える。
水源の里集落会議

 高津町の公会堂で21日、古文書の読み方の勉強会が開かれた。参加した住民らは、綾部史談会の村岡敬公さんから古文書によく出てくる言葉や文字などについて説明を受けながら、解読の基礎を熱心に学んだ。

 この勉強会が企画されるきっかけとなったのは、同町の高津八幡宮に残っている多数の古文書。これまで未整理の状態だった古文書の目録を作ろうと、まず昨年5月から同八幡宮の塩見有紀宮司らが古文書の写真撮影を開始した。昨年12月末で写真は4600枚になったが、まだ撮影を終えていない古文書が多数あるという。

 神社関係者らは古文書の写真をプリントしたものを基にしながら、綾部史談会の協力を得て解読や史料の整理を順次進めている。古文書の中には地元の地名や人物名も出てくることから、より多くの高津町の人に史料整理の作業を手伝ってもらおうと、同町の村上利男さんが呼びかけ人となり、古文書の読み方の基礎を学ぶ場を初めて設けることにした。

 村上さんは当初、「10人ぐらいが集まってもうたらええやろ」と思っていたところ、この日の勉強会には20人余りが参加。参加者たちは約2時間、村岡さんの古文書に関する話に耳を傾けていた。

 翌22日には高津八幡宮の社務所で史料整理の作業が行われた。
古文書の読み方の基礎学ぶ

高津町の住民ら約20人
古文書の読み方の基礎学ぶ