府中丹教育局は27日、里町の市中央公民館中央ホールで平成20年度の「京のまなび教室」指導者研修会を開いた。
同教室は、地域社会全体で子育てをする環境づくりを推進するために中丹各市で取り組まれているもので、綾部市の場合は、「放課後子ども教室」という名前で行われている。
研修会には綾部の放課後子ども教室や福知山の教室の指導者、各市の教育関係者など約90人が参加。中筋小学校の波多野芳雄校長が状況報告をしたあと、NPO法人「おひさまと風の子さろん」の熊本敬一副理事長が「地域ぐるみで子どもたちの豊かなまなびをはぐぐもう」をテーマに講演をした。
熊本さんは、「父親には父性としての役割があり、母親には母性の役割がある。子育てにはこの役割分担が不可欠」と話し、参加者は熱心に耳を傾けていた。
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地域全体で子育て環境を作ろう
父性と母性の役割分担を
中丹教育局が「京のまなび教室」
指導者研修会を開催
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